絶望を、ぶった斬れ。
絆保護観察官 兼 映画評論家のパイです。
社会人の私にこのような地位を与えてくださったこと、副官房長官の平栗殿には恐悦至極、感謝極まれりといった感じでございます。
ということで、このブログでは社会人ならではの鬱憤や絶望、そしてたまに
映画のことをつらつらと書き連ねていきたい所存です。お目汚し失礼いたします。
さて、今回の絶望は、
「会社の飲み会がキツイんじゃ」
「それ、俺いる?」
の二本立てでお送りしたいと思います。
まずは一本目、
「会社の飲み会がキツイんじゃ」なのですが、大学生の頃、友達と好き勝手飲んで吐いて笑っていた頃とは訳が違います。
これはもはや業務という名の拷問です。
適度に酔っ払いつつ上司に気を遣い、酒を注ぎ、場を盛り上げる。
苦痛ですね。
この前の金曜の飲み会を事例としてあげます。まず社会人は店探しからです。
適度に安い、尚且つ美味いところを近くで見つけねばなりません。サクラの多いネットのレビューなどはアテになりません。
そして良い店っぽいところを見つけても金曜なんかは大抵予約で埋まっているのです。飲み会も何も始まっていないこの時点で泣けてきます。
そして先輩などにも力を貸してもらい、店を予約。場所をラインで送り、現地に向かいます。
さあいざ飲み会だ!
しかし、気を抜いてはなりません。新人にとっては、これからが関ヶ原です。
それぞれの飲みものや食べたいものを全て脳に刻み込み、店員さんを召喚します。
この前は注文の時、上司に「○○さん、すみません、飲み物なんでしたっけ?」と聞いたら「てめえ舐めてんのか」と言われました。理不尽ですね。
そして、上司を気持ち良く喋らせ、凄く心に響いているフリをし、上司の飲み物が無くなったら「何飲みますか?」と次の酒を促し、外部の方の前では、道化になりきり笑わせる。
新卒社会人、ましてや私は相当のいじられ担当ですのでこれくらいはやってのけますが、やはり苦痛の極みです。
ここまでやって深夜1時過ぎくらいに解散です。次の日は土曜ですが二日酔いで半日潰します。遂に社会人になったのだという感傷なんぞは、とっくの昔に消え失せました。
会社の飲み会の話はこれまでにして、
これから社会人になる皆様の参考になれば幸いです。
ここまでめちゃくちゃ長くなってしまったので二本目は軽く済ませます。
「それ、俺いる?」
これは新卒のぺえぺえの私がついて行っても何の役にも立たないのに、「勉強」という形で同伴しなきゃならない業務のことですね。まっこと迷惑な話ですよね。
それで高校時代の友達との飲み会が潰され、山形に帰ろうと思っていた23日祝日がおじゃんになる可能性が出てきました。
しかも、ジャスティスリーグが公開日に観れないかも知れない。
これは流石の私も耐えかねます。
ふざけるんじゃない、と。
ちょっと無理みが凄いんですけど、と。
なんとか行かなくても良いように調整してもらえないかな、と上に相談するのもさらに神経をすり減らします。
上の言うことは絶対。
これは日本の現代社会の病理の根源とも言えます。いずれ、根絶やしにしてみせますので、皆様、力を貸してください。
ということで、つらつらと書き連ねた愚痴、もとい絶望もこの程度にしたいと思います。長文、お目汚し失礼いたしました。
これから社会人になる皆さま、すでに社会人の皆さま、そして俺、
絶望を、ぶった斬れ。
(2007年公開「どろろ」のコピー)