日常にスパイスを
こんにちはせつです。
私は今スーパーのレジ打ちのバイトをしているのですが、その話をさせてください。
まずはじめに私がバイトさせていただいているスーパーは年末前の閑散期というもので今の季節あまり忙しくありません。
忙しくないのに普段と同じ人数、同じレジの数でお客様に対応するので当然一人当たり処理するお客様の数というものが減り正直かなり暇なのです。
しかし、レジ打ちのバイトというものは辛いもので、お客様が来なくても他の店員との私語は厳禁。
おしゃべり好きの私としては辛い、辛いバイトなのです。
暇になると時間ばかり気にしてしまい一日のバイトの時間が果てしなく長く感じるのです。
私は今まで暇なバイト中に時間があっという間に過ぎてしまうようなゲームを自分の中で考えてきました。
そのいくつかを今日は紹介します。
ひとつめ、
ノールックでカゴから商品取り出してピッてして一流レジに見さすゲーム
ゲーム名の通りカゴの商品を見ずに手に取りスキャンすることで自分自身のレジ力の高さをお客様に見せつけるゲームです。
このゲームをしたところミスが多発したために私の中でも流行ることなく消え去りました。
ふたつめ
カゴに入ってる商品の感じでこのお客様が店内のどのルートを通ってレジに来たか想像するゲーム
このゲームは難易度が高く、全てのレジの人間ができる技ではありません。
まずこのゲームに必要なスキルとしてヤマザワの商品がどこにあるか全て把握していなければなりません。
その上でカゴの中の商品を見てお客様がどこの入り口から入りどこを経由してこのレジに来たのかというものを想像するゲームです。
このゲームを開発した時には自分のクリエイティブ力に対し悦に浸り楽しんでいましたが普通に考えて変態みが強すぎるのでやめました。
みっつめ
来たお客様にあだ名をつけるゲーム
今日のバイト中にこのゲームを思いてから私は3時間以上はこのゲームで何の罪もないお客様に対しおもいおもいにあだ名を付けていました。
そのいくつかを紹介します。
読んでいる皆様も是非どんなお客様なのか想像して見てください。
ひとりめ:ネックウォーマー王
一見ネックウォーマーとニット帽という冬の格好をしたお客様。
しかしよく見ると頭に被っているそれもネックウォーマー。
さらによく見ると首元のネックウォーマーの中にさらにもうワンネックウォーマー。
ネックウォーマー国の国王が私に謁見の機会をくださりました。
ありがたい。
ふたりめ:トマト系youtuber
男性ふたりでカゴふたつ分のトマトを買っていかれたお客様方です。
明日あたりyoutubeのどこかで
【友達のベッドをトマトにしたらキレるのか!?】
という動画がアップされているに違いありません。
3にんめ:クラピカ
このお客様は魚のアラとして販売されている目の部分をたくさん買っていかれたお客様です。
その姿はまるで同胞の奪われた目を取り戻さんとするクラピカそのものです。
今頃マフィア達によってヨークシンで競売にかけられていることでしょう。
クラピカの冒険はこれからも続くのです。
いかがでしたでしょうか。
私はこのゲームで遊んでいたところ普段より時間があっという間に過ぎたような気がしなくもないです。
日常を違う観点から観察する。
ちょっとしたことでいつもの生活に程よいスパイスが加わるのではないでしょうか。
せつ